akihiro kamijo: May 2008 Archives

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May 30, 2008

Flash Player 10 ベータのデバッグプレーヤ

Adobe Opensource Project の Flex 3 SDK Downloads ページから 3 月 16 日以降の Adobe Flex SDK Nightly Build をダウンロードすると Flash Player 10 ベータのデバッグプレーヤが runtimes/player/10 の下に含まれています。Flash Player 10 ベータのデバッグプレーヤが欲しいというお問い合わせがありましたので情報を共有しておきます。

Posted by ackie at 06:51 PM | Comments (0)

Flash Player の脆弱性の件のフォロー

Flash Player の脆弱性の件については、最新版で対応済みという見解で落ち着いたようですが、あくまで最新版では修正済みという話ですので、まだ以前のバージョンをお使いの方は速やかにアップデートするようにして下さい。

バージョンの確認: Flash Player 製品ページ

最新版へのアップデート: Flash Playerダウンロードセンター

先日公開された Flash Player 10 ベータでは今回問題になった脆弱性には対応済みとのことです。いちおう。

Posted by ackie at 06:47 PM | Comments (0)

May 29, 2008

MAX 2008 と BREW への Flash 搭載

お知らせ 2 点です。

その 1

MAX 2008/2009 のサイトがオープンしました。(Adobe MAX 2008/2009) MAX US が 11/16-19 に San Francisco、MAX Europe が 12/1-4 に Milan、MAX Japan が 1 月に東京で開催予定です。US MAX は登録も開始されています。

その 2

次期、BREW プラットフォームに Flash の技術が搭載されることが発表されました。(Qualcomm and Adobe Collaborate To Empower Developer Ecosystems With BREW Mobile Platform) 2008 年秋に出荷予定のチップセットから Flash がプラットフォームに統合され、BREW API を利用したインターフェースを Flash で作成したり Flash Lite コンテンツを表示する機能が標準で利用できるようになるようです。先日発表された Open Screeen Project の一環という話なので将来的には AIR の搭載も期待されるところです。

Posted by ackie at 11:58 AM | Comments (0)

Flash Player の脆弱性に関する件のアップデートです

Flash Player の脆弱性に関する一昨日からニュースの件について Adobe の製品セキュリティチーム blog にアップデートがありました。(Potential Flash Player issue - update

それによると、今回のアタックは 一部に報道されていたように zero-day アタックではなく、最新のバージョンである Flash Player 9.0.124.0 では再現しないことが Symantec 社により確認されたそうです。ただし、この blog 記事の内容は Adobe からの正式な発表ではありませんので、あくまで経過報告としてお伝えしている旨ご了解ください。

Posted by ackie at 11:55 AM | Comments (0)

May 27, 2008

Dreamweaver, Fireworks, Soundbooth CS4 ベータ英語版公開

CS4 のベータ版の英語版が Adobe Labs に公開されました。今回公開された製品は以下の 3 つです。

最初に起動してから 48 時間使用することができます。CS3 のライセンスを持っていれば製品が正式に出荷されるころまでは使用可能です。

サポートされる OS (英語版ですが) は XP SP2, Vista, OSX 10.4.11 以降です。Soundbooth のみ PPC Mac には非対応です。

それぞれの製品の新機能をほんの少しだけ。

Dreamweaver

  • Live View : 編集中の web ページを Dreamweaver の環境内で表示
  • Related Files Toolbar : 編集中のページに関連するファイル一覧を表示
  • Code Navigator : 複数箇所への変更を一括管理

Fireworks

  • CSS ベースのレイアウトとスタイルシート書き出し
  • Fireworks のデザインの PDF 書き出し (印刷がきれいに)
  • AIR アプリケーションの開発が可能

Soundbooth

  • 複数トラックを使ったサウンド編集
  • 複数のファイル内のデータ間の音量調整
  • MP3 のプレビュー

Posted by ackie at 02:30 PM | Comments (1)

May 22, 2008

Flash Player 10 の新テキストエンジンとマークアップ言語

まず、Adobe Labs に Flash Player 10 ベータの ASDoc が公開されています。(flashplayer10_as3langref_052008.zip: 6.46MB) それから、Flash Player 10 用 Flex SDK の Nightly Build (安定していないビルド) がダウンロードできます。(Flex 3 SDK Downloads) May 15 以降のビルドをダウンロードすれば Flash Player 10 の新しい機能を使ったアプリ開発ができます。

さて、今日の本題です。既報のとおり、Flash Player 10 には新しい高機能なテキストエンジンが搭載されます。上でご紹介した ASDoc には flash.text.engine というパッケージ (FTE と呼ばれています) が追加されていますが、縦書きやマルチカラムといった新しい機能を利用するには、この FTE の API を使うことになります。

ところが、FTE は低レベルの API なので、これを使いこなすには新しいテキストエンジンの構造をきちんと理解する必要があります。つまり、 かるく試してみるにはちょっと敷居が高いのです。

そのため、もう少し簡単にテキストフォーマットを記述するための新しいマークアップ言語が提供される予定です。

Labs に公開されているデモ (Flash Player 10 Feature Demos and Videos@Labs) から新しいマークアップ言語 (Vellum というコードネームで呼ばれています) のサンプルコードをダウンロードすることが可能です。デモコンテンツの "NEW TEXT ENGINE" ボタンをクリックして表示されたコンテンツの下部にある "DOWNLOAD SOURCE" をクリックすると as ファイルを含んだ zip ファイルをダウンロードできます。

zip ファイルを開くと NewTextEngine.as というファイルがあるので、中を見ると以下のような記述が見つかると思います。

<XFL xmlns:flow='http://vellum/prerelease'>
  <flow:TextFlow columnCount='2'>
    <flow:p fontFamily='Helvetica' fontSize='12' color='0xFFFFFF' marginLeft ="10" marginRight="10">
      <flow:span>Layout and style text with tables, inline images and multi-column flow by using components that are compatible with both Flex and Flash while getting the benefits of the new text engine.</flow:span>
    </flow:p>
    <flow:p fontFamily='Helvetica' color='0xFFFFFF' fontSize='12' marginLeft ="10" marginRight="10" marginTop="12">
      <flow:span>The text in these two columns is dynamic, selectable, and editable!</flow:span>
    </flow:p>
  </flow:TextFlow>
</XFL>
 
 

名前空間が http://vellum/prerelease であることから分かるように、まだ詳細な仕様が確定している訳ではありません。 このサンプルのポイントは、具体的な仕様を紹介することではなく、上のようなマークアップ言語が新しく提供される事を伝えることだと思われます。

もちろん、FTE が公開されているわけですから、このマークアップ言語以外にもいいアイデアがあったらどんどんオリジナルのテキストコンポーネントを開発することができますね。

Posted by ackie at 07:27 PM | Comments (0)

May 19, 2008

Flash Player 10 の GPU サポート機能について

Flash Player 10 の GPU サポートについて Flash Player チームのスペシャリストの Tinic が blog で説明しています。(What does GPU acceleration mean?) 現時点での貴重な情報なので、ポイントのみですが以下かいつまんで和訳してみます。

Flash Player 10 から wmode に direct と gpu の 2 つのモードが新しく追加されます。(Flash Player 9 では、normal, transparent, opaque の 3 つ) それぞれのモードの動作は、

  • direct モード : 画面に最短パスで描画したい時に使います。このモードでは、ブラウザが表示する領域と Flash Player の表示領域が重なっても大抵ブラウザ側が無視されます。ビデオ再生での使用が主に想定されています。
  • gpu モード : グラフィックカードの機能を利用して描画オブジェクトの合成を行います。個々のムービークリップの描画は従来どおりソフトウェアが行います。

これらの新しい GPU サポートモードを利用する前には、まず下記の注意事項をご覧ください。

1.グラフィックカードの機能を使用したからといって必ずしも描画が早くなるわけではありません。むしろ、遅くなる場合のほうが多い可能性もあります。GPU の効果を引き出すには、コンテンツをデザインする際 GPU の動作を理解しそれに合わせて設計する必要があります。そのためのデザイナ向けのガイドはできるだけ早い時期に提供できるようにしたいと考えています。

2.GPU の効果を体感するにはそれなりに高速なビデオカードが必要です。Vista の Aero Glass モードでも重たく感じない程度のスペックが目安になるようです。

3.ピクセルレベルでの表示は環境により変わる可能性があります。(テキストのエッジがぼやけた感じになるとか) 場合によっては色が一致しないこともあるようです。Flash Player から表示をコントロールできない範囲でビデオカードが処理してしまうとこのようなことが起こります。

4.フレームレートの最大値は画面のリフレッシュレート以下に制限されます。フレーム落ちなども考慮すると、direct や gpu モードではフレームレートは実質 50-55 辺りまでになりそうです。

5.ブラウザ内に direct や gpu モードを利用してコンテンツを表示すると多くの CPU やメモリ資源を必要とします。ですので HTML ページのほとんどの表示領域を一つの SWF が専有するような場合のみ使用することをお勧めします。間違ってもバナーにこのモードを指定することは避けましょう。

6.GPU サポート機能はビデオカードのデバイスドライバと密接に関連しています。つまり、新しいモードではコンテンツ再生の環境依存度が高くなります。Flash Player はインストールされていてもコンテンツの表示できないユーザが少なからず出てくる可能性があるということです。

最後に、現在公開されているベータ版はパフォーマンスチューニングがまだ十分でないこと、まったく新しい機能のために多くのバグが予想されることをご理解のうえ、いろいろと試していただければと思います。GPU サポートに関しては最初の一歩を踏み出したところですので、今後だんだんと改良されていくと思います。

Posted by ackie at 06:15 PM | Comments (0)

May 16, 2008

Adobe Pixel Bender Toolkit プレビューリリース 3

Pixel Bender Toolkit プレビューリリース 3 が公開されました。(Pixel Bender Toolkit@Labs) いままでは AIF Toolkit と呼ばれていたものです。Pixel Bender が正式な名前になるようです。

Pixel Bender は高パフォーマンスのグラフィックプログラミング言語で、C 言語に似たシンタックスの言語です。イメージやビデオ処理用のフィルタなどを作成することができ、既に After Effects CS3 で使われていますが、今後は他の Adobe 製品でも採用される予定です。昨日ベータの公開された Flash Player 10 でもサポートされる予定です。これにより Flash Player 上のカスタムフィルタをサードパーティから提供できる環境が実現されます。

Toolkit は以下のリンクからダウンロードできます。

Windows : Pixel Bender Toolkit (ZIP: 32.0MB)

Macintosh : Pixel Bender Toolkit (DMG: 30.5MB)

英文ですが、チュートリアルが公開されています。

filter_writing_tutorial.pdf (PDF: 37.7KB)

Posted by ackie at 06:48 PM | Comments (3)

May 15, 2008

Flash Player 10 beta 公開

咋秋から Astro のコードネームで情報公開されていた Flash Player 10 のベータ版が Adobe Labs に公開されました。(Flash Player 10 beta@Labs

ダウンロードページはこちらです。(Flash Player 10 download@Labs) インストーラは英語ですが各国語 OS 上でインストール可能です。Flash Player 10 beta はまだ開発の早い段階ですので、テスト用の環境以外へのインストールはあまりお勧めいたしません。

インストール前には必ず現在インストールされている Flash Player をアンインストールしてください。アンインストーラはテックノート内から必要なプラットフォーム用をダウンロードして使います。(Technote:How to uninstall the Adobe Flash Player plug-in and ActiveX control) Windows IE 用は、コマンドプロンプトから /clean のオプション付で実行します。

Flash Player 10 beta をインストールすると機能紹介ビデオを見ることができます。デモページはこちらです。(Feature Demos and Videos@Labs

以下、主な新機能を簡単に紹介します。

  • 3D Effects - 画面上のオブジェクトを簡単に 3 次元の空間内で変形させることができます。通常の 2D オブジェクトと同様のインタラクションを持たせることが可能です。
  • Custom Filters and Effects - カスタムのビジュアル効果を実現するフィルタを作成して、ランタイムに使用することができるようになります。フィルタの作成には Pixcel Bender Toolkit を使用します。
  • Advanced Text Layout - 新しいテキストエンジンはランタイムの縦書きや右から左へのテキストをサポートします。また、デバイスフォントを埋め込みフォントのように扱う (例えばアンチエイリアスやフィルタ) こともできます。
  • Enhanced Drawing API - 3D 効果を描画するための API や、ランタイムにいちいち再描画することなく変更できるシェイプを作成する機能などが追加されています。(注:これは 2D オブジェクトを 3D っぽく扱う機能で、3D モデリングされたオブジェクトを扱うものではありません)
  • Visual Performance Improvements – GPU の機能を利用してアプリケーションやビデオの再生を高速に行える機能が実装されます。
  • Vector Data Type – AS3 の新しい型である Vector (ES4 の新しい型で、全ての要素が同じ型のオブジェクトである配列)の追加により、Array と比較して同様の処理を非常に高速に行うことができるようになりました。
  • File Reference runtime access - ダイアログボックスで選択されたファイルの内容を ByteArray やテキストとして AS3 で扱うことができるようになります。変更して保存する場合にもサーバを経由する必要が無くなります。
  • Dynamic Sound Generation - Sound クラスが拡張され、動的に作成したオーディオコンテンツを再生することができます。
  • Large Bitmap Support - 16,777,216 ピクセル (4096 × 4096) のビットマップまで扱えるようになります。一辺の最大は 8191 ピクセルです。

既存のコンテンツで正しく再生できないものが見つかった場合には Flash Player 10 Forum にお知らせください。

Posted by ackie at 05:30 PM | Comments (2)

May 09, 2008

Adobe Director 11 発表

久しぶりに Director の新バージョンが発表されました。(Adobe Director 11

遅ればせながら、Intel Mac (10.5 は除く、ですが)や Vista に対応しました。また、Flash CS3 を含め Adobe の最新のツールとの連携も改善項目のひとつです。詳しい機能はこちらのページをご覧ください。

アップグレードは Director 8.5 以降のバージョンが対象です。2008年5月9日(金)以降、Director MX 2004をご購入いただいたお客様は、Director 11への無償アップグレードをお申し込みいただけます。(申込締切日:2008年7月25日金曜日当日消印有効)

Shockwave Player は一足早くアップデートされています。(Shockwave Player ダウンロード

Posted by ackie at 07:48 PM | Comments (0)

May 07, 2008

Open Screen Project (デバイス向け Flash Planer/AIR)

先週 Adobe 本社から Open Screen Project が発表されました。(Open Screen Project

このプロジェクトの目的は、携帯や家電製品などの様々なデバイス上で、一貫した実行環境としての Flash Player (将来的には AIR も含め) の実装を推進することです。PC 環境では、Flash Player が OS やブラウザに非依存の実行環境として普及していますが、同様の環境をデバイス上にも実現することで、PC からデバイスまで統一された体験を提供することができるようにしたいという取り組みです。

そのために、Flash テクノロジーのライセンスに関して以下のような変更が行われます。(正確な内容は上記のサイトから確認してください)

  • Flash (SWF) および Flash Video (FLV/F4V) フォーマット仕様の利用目的に対する制限の廃止
  • Flash Player をデバイスにポーティングするための API の仕様公開
  • 携帯との通信に使用されている Flash Cast プロトコルと AMF プロトコルの公開
  • 次バージョンの Flash Player および AIR for devece のライセンス費の撤廃

最新の実行環境が一貫性を持って提供され続けること、ユーザが様々な環境から自由にコンテンツにアクセスできることを実現するために、デバイス開発会社からコンテンツプロバイダーまで様々な企業と協力していくことも発表されています。

Posted by ackie at 06:28 PM | Comments (3)